退院前カンファレンス②

あらためて地域包括ケアシステムとはなんでしょうか🤔

現在、わが国では、団塊の世代が75歳以上となる2025年を見据えた医療・介護の提供体制整備を含めた、地域包括ケアシステムの構築を進めています。重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される体制（地域包括ケアシステム）の構築・推進を図る事を目指しており、医療や介護が必要な状態となった際に、急性期の医療から回復期、慢性期、在宅医療・介護までの一連のサービスが切れ目なく提供されることが重要です。

そのためには、専門職がそれぞれの垣根を越えて、他の専門職と手をつなぎ、協力し、入院から在宅への移行支援をスムーズに進める切れ目のない連携体制が不可欠です。そこで、入退院支援を行う医療ソーシャルワーカー・看護師等をはじめとする病院スタッフと、ケアマネジャー等在宅生活を支えるスタッフの入院前からの連携強化と適切かつ円滑な入退院支援を目指す目的に開催されるのが、退院前カンファレンスです。

当院では開院時より月に2-3回は退院前カンファレンスに参加しております。オンラインではなく直接その場に伺うことにこだわっております。この先、時間の都合がつかなくなることが出てくると思いますが、それまではなんとか看護師、MSWと一緒に参加を続けていく方針です😀